おすすめのマウスピース練習
調子の悪い吹き方が癖になってしまっているので
始めの段階としてまず、
リセットすることから取り組みます。
でもこれがなかなかできない、、
唇が自然とこわばるし、高い音も苦しい。
それに当たって、この記事がとてもためになりました。
https://gonzayuichi.com/hajimeno5fun
マウスピース練習なので
金管楽器限定になっちゃいますが、、
しばらくこれ、続けてみます。
私がなぜジストニアになってしまったのか
局所性ジストニアとも言いますが、、。
ピアノだったら、指を鍵盤に置くと特定の指だけ反り上がって固まってしまうなどの症状。
ギターだったら、指が固まってフレットがちゃんと抑えられない。
ホルンなら、口周りの筋肉が震え、コントロールが効かなくなる。
このように、自分の意思とは関係なく脳が誤作動を起こし、筋肉が異常に筋肉が異常に緊張してしまうことがジストニアの症状と言われています。
それは無理な反復練習や、精神的なことに起因しているようです。
私の場合は、唇がこわばる感じがして、音の響きが狭い、高音が苦しくて出ない、という感じです。
ですが、唇がこわばって高音が出ないことなんて金管楽器を演奏する人なら誰しも経験することですから、
そのことを"ジストニア"なんて重々しく病気みたいに言うことに違和感がありましたし、調子悪いことの言い訳にしているようで、気持ちが収まりませんでした。
ですが一方で「病気なのかも」と、実力の無さの責任逃れができるようで安堵している自分もいて、それも許せませんでした。
今思うと、色々考えすぎていて、自己否定がどんどん加速していたと思います。
ジストニアはただ無理な練習をしているだけではなくて、自己肯定感が低く、自分で自分を認めることができない人がなりやすいかもしれません。
そう思うと、ジストニアに関する精神状態のウエイトってかなり大きいですよね。
ジストニアの練習の鉄則として挙げられるのは、
・無理をしない
・長時間続けて練習しない
ということです。
でも、私はこれが全くできなくて、
宅浪で、一日中家の中に1人で、何かすると言ったらホルンを練習することしかなくて、、でも無理な練習はしてはいけなくて、休みながらでなくてはならなくて、吹くときも全然自分の思い通りの音が出せないし、唇の違和感はどうやっても取れないし、いちいち気持ちが暗くなって、本当に演奏家になれるのか、そもそも受験もできないのではないか、もう一生このままではないのか、、、と考えなくてもいい負の思考スパイラルに陥って、これではダメだと気分転換にテレビを見たら、それはそれでサボっているようで自分が嫌になり、さらに気持ちが落ち込み、結局何もかもが嫌になり、枕を濡らして1日を終える、、、
毎日この繰り返しでした。
ホルンは自分のアイデンティティそのものだったので、そのホルンがダメになった自分という存在そのものはもう意味がなくなったと感じていました。
楽器演奏は、快活な精神をもってして初めてできるものなのに、とても健康とは言えない精神状態でした。
ジストニアから回復するには、健全な精神状態がとても大事です。
もし、ジストニアから回復できたとしても、気持ちの持ちようがそのままだったら、また調子を崩しそうです。
逆に、どんなことでも肯定的に捉えられる人間になったら、ジストニアだとしても幸せなんじゃないかな、、。
自己肯定感に溢れれば、自分らしく生きることができて、思い通りの演奏ができることにつながることになると思っています。